屋根のあれこれ・スレート編/京都市右京区でリノベーションするなら高正工務店
みなさんこんにちは。右京区の高正工務店の藤原です。
屋根材についての深掘り、第1弾はスレート編です。
戸建て住宅で用いられるスレート屋根は、セメントを主成分とする厚さ5mmくらいの薄い板のような屋根のことで、平べったい板の形状をしています。高度経済成長期に都心や郊外の建売新築で特に多く使われていた屋根材です。
地域や人によって呼び名が色々とあり、「コロニアル」や「カラーベスト」「平板スレート」「化粧スレート」「スレート瓦」「新生瓦」などと呼ばれています。
スレート屋根は製造された年代によって3つの世代が存在し、それぞれの世代によって耐久性と素材が変わります。
第1世代が1990年代中頃以前で耐久年数が約30〜40年
第2世代が1990年代中頃〜2000年代中頃で耐久性が約15年〜25年
第3世代が2000年代後半以降で耐久性が約30年
第2世代だけ耐久年数が極端に短いのは、実は第1世代には2000年代初頭に健康被害で問題になったアスベストが含まれており、急遽アスベストを含めずに作られたスレートが第2世代なのです。
作られた当初は新世代屋根材としてもてはやされましたが、10〜15年経った頃に急速に劣化し始めるものが出始め、今現在も多くの屋根問題の原因となっています。
第2世代の問題を受けて作られたのが耐久性強化を図られた第3世代スレートなのです。第1世代・第2世代は現在では全て製造中止されています。
今回はここまで。次回はスレート屋根の改修方法についてご紹介します。
スレート屋根に関してお悩みやご相談ごとがあるお客様は高正工務店へお問い合わせください。
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